2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧

その456

実質的にどうかは分からないが、さまざまな現象をロゴスで捉えたとき、そのロゴス内においては無関係である何かが、ロゴス内現象としてあるのではないか。言語化されたとき、その言語内において、関係しきれないことが言語で表現されたことにおいてあるので…

その455

何かが目の前にあって、その何を知っていて、何を知らないのか、そのこと自体を知ることは難しい。知っていることは知っているが、知らないことは知らないわけだが、何を知らないかを知っていることをもとに明らかにすることはできるが、それにも限界がある…

その454

その正体がなんであるか、ロゴスによって理解されていないときに、しかし、それ自体は目で見て確認されているなら、そのこと自体は、認識内にあるといえるのか。認識とは何か。知覚されていることも含むのか。見て知っていることも、それが何なのか、どんな…

その453

思考のあり方はそれぞれであり、その個体であっても、いつどんなときにどこで思考するかで、そのあり方は異なっているのではないか。ただひとつの思考のあり方があるのではない。そのあり方もまた流転するのではないか。何がどうあるか、それはいかに認識さ…

その452

思考とは何か。考えるとは何か。単に言葉を媒介に、何かについて理解を深めることのみを考えるというのではない。情報の処理が考え、思考することであるなら、存在するものすべてはその思考の状態にある。周囲の存在との関わりから逃れることはできない。そ…