その224

 実在する数は連続してあるとしても、その運動が存在と整合しながら実在するとき、存在それ自体は不連続な変化にあると考えれば、数もまた存在のうちで不連続に実在すると考えられる。不連続に実在する数が連続してあるといった状況とは、数の運動に間隙があることを意味しないか。不連続であることを波であると考えることができる。波の状態が数の運動を表しているのではないか。